俳優

石丸幹二さん

今年は新たなチャンスと巡り合える年……
そんな予感がしています。

俳優・石丸幹二さんの2019年は、ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」のファントム役で幕を開けます。
ご自身のデビュー作だった「オペラ座の怪人」の続編とあって、思い入れの深さもひとしおのようです。
その後、続々と舞台への出演が予定されているとのこと。本編ではお伝えできなかった、この1年にかける意気込みをご紹介します。

ミュージカルもライブも、挑戦を楽しむ。

― ファントムを演じられた後は、どんな役に変身されるのですか。

 ファントムの後は、4月からチャップリンの映画『ライムライト』を舞台化した音楽劇に出演します。これは世界初の試みなので責任重大ですが、今回は再演。初演から3年が経ち、どのように深めて演じようかと考えていると、ワクワクします。そして秋には、ミュージカル「ペテン師と詐欺師」という作品で俳優の山田孝之さんとタッグを組みます。演出家はコメディーの鬼才と呼ばれている福田雄一さんですから、楽しい舞台になると思います。

― 素顔の石丸さんに会えるライブなどは予定されていますか?

 5月から6月にかけては、オーケストラコンサートで東京、名古屋、大阪をまわります。80名ほどのフルオーケストラの演奏と共に、ミュージカルやスタンダードナンバーの名曲をセレクトしてソロで歌います。そして、秋にはリュート奏者のつのだたかしさんと2人だけの静かなコンサートも。晩秋には八ヶ岳高原音楽堂でギタリストの吉田次郎さんとのセッションも計画しています。いずれも、役柄を演じながらではなく、石丸幹二としてのコンサートですから、ミュージカルでは出会えなかったお客様にもどんどんお会いできる予感がしています。

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食生活で身を軽く、マイブームで心を癒やす。

― 仕事合間のクールダウンや健康管理はどのようになさっていますか。

 私たちの仕事は作品によって体をつくり直さなければいけないのです。つくり直すときには、体重の増減があったり、生活のリズムを変えたりなど、なかなか過酷なプロセスを乗り越えなければなりません。徐々にそうしたことに順応しづらい年齢になってきたなぁ、などと感じることもありますが、早く順応するためのベースは、やはり規則正しい生活です。なので、食生活ではヘルシーなものを摂るようにしていて、常に身を軽く保つよう心がけています。
そして、気分を変えたい時にはドライブです。ドライブなら限られた時間でも行きたい場所にすぐにワープできますから。
そうそう、もうひとつマイブームがありました(笑)。信州ワインの飲み比べです。近年、この軽井沢周辺のワインが格段に進化していますよね。若いころにエクシブでワインの洗礼を受けたせいでしょうか。ワインで癒やされることも多いですね。

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終始、謙虚な姿勢でインタビューに応じてくださった石丸幹二さん。
今年も、ミュージカルで、コンサートで、テレビで、それぞれに違った表情の石丸さんと出会えそうです。
楽しいお話をありがとうございました。

石丸幹二さんの舞台、コンサートに関する情報は、こちらをご覧ください。
http://ishimaru-kanji.com