ゴルフ場運営受託事業の積極的な展開についてのお知らせ
2004年7月22日

現在、日本国内におけるゴルフ場経営については、ゴルフ場の整理や撤退等を行う企業が多く見受けられ、その中で一部の外資系企業による積極的な買収が日々各マスコミにて報じられております。

そのような事業環境の中、当社は新中期5ヵ年経営計画「パワー・ブランド計画」(2003年4月1日〜2008年3月31日)におきまして、ゴルフ場の運営受託事業を積極的に行っていく旨の発表を行いました。当グループにおきましては、「セントクリークゴルフクラブ」(愛知県足助町)、「スプリングフィールドゴルフクラブ」(岐阜県多治見市)、今年6月にオープンした「グランディ浜名湖ゴルフクラブ」(静岡県浜松市)等、全国に8箇所のゴルフ場を運営しております。いずれも戦略性の高いコースレイアウトに加え、充実したコースメンテナンスやクラブ運営につき高い評価を頂いており、リゾートトラストレディス開催会場として注目を集めています。また、今年の4月には民事再生法の適用となった「グレイスヒルズカントリー倶楽部」(三重県四日市市)の運営受託を開始しております。

「パワー・ブランド計画」に基づくオペレーション受託事業の展開としましては、今年2004年4月にゴルフ場運営受託サービス会社として「リゾートトラストゴルフ事業梶vをスタートさせ、「グレイスヒルズカントリー倶楽部」の運営一切を一括賃貸借契約方式により受託いたしました。既存会員のうち、会員継続を希望される方には、預託金に係る配当金により、ゴルフ場資産会社の株式を取得していただく株式会員制を採用、運営ノウハウのプロである当社が運営を受託し、ゴルフ場資産保有会社が日常運営面では、資金的に齟齬をきたすことなく、安定した経営が実現できるようにいたしました。

現在、既存会員からの評判も良く順調に運営を行っております。

今後は、2006年3月期からの減損会計導入を間近に控え、ますます国内ゴルフ場の再構築が進むことが見込まれますが、当グループにおきましてもこれまでの運営ノウハウを活かし、上記方法を主体とした運営受託事業を積極的に展開していく予定です。

以 上


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