経営方針

社長メッセージ

2017 年3月期(当期)の事業概況
 2016年度は、英国のEU離脱問題や米国の新政権発足など、世界で大きな変化がありました。また日本経済は、円安が進み株価も上昇し、雇用・所得環境に改善が見られる一方で、個人消費の低迷が続きました。このような環境下、当期は2017年3月に「エクシブ湯河原離宮」が開業し、これまで繰り延べられてきた不動産収益を一括計上しました。しかしながら前期に販売を開始した「芦屋ベイコート倶楽部」の新規発売効果が一巡したことによる会員権の販売量の減少、新規開業に係る費用が増加したことなどの減益要因により、連結売上高は143,541百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は13,514百万円(同27.5%減)、経常利益は14,806百万円(同23.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は11,010百万円(同15.6%減)となりました。

積極的な事業展開と人材基盤の強化で持続的成長を図る
 中期経営計画「Nex t40」は、2018年3月期が最終年度となりました。ホテル業界における人件費高騰などによる影響により、年度ごとの業績では当初計画からの乖離(かいり)を余儀なくされましたが、着実に戦略を遂行し、期間累計での利益は順調に推移してまいりました。
 会員制ホテルについては、「エクシブ湯河原離宮」(2017年3月開業)、「エクシブ六甲 サンクチュアリ・ヴィラ」(2018年4月開業予定)に加え、ベイコート倶楽部シリーズの「芦屋ベイコート倶楽部」(2018年2月開業予定)や、「ラグーナベイコート倶楽部」(2019年春に愛知県で開業予定)の会員権の売れ行きも非常に好調です。
 メディカル事業においては、ハイメディックで関東・中部・関西にて新たな拠点をオープンし、シニアライフ事業でも、2017年4月に介護付有料老人ホーム「アクティバ琵琶」の運営会社の株式を取得し、同事業を承継しました。また医療法人運営支援事業もM&Aにより拡大し、化粧品・サプリメントの開発販売等とも合わせ、グループとしての成長と展開が図られています。
 これらに加え、メディカル事業におけるインバウンド・中国事業への取り組みの開始、国内会員制ホテル運営の実績・ノウハウとハワイの「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」運営ノウハウを活かした長期滞在型施設の検討など、今後も新市場の開拓や新たなサービスの創造により、既存会員様をはじめとする顧客の満足度向上とグループの成長・拡大に努めてまいります。
 中長期の事業活動を推進するため当社グループは、人材基盤・グループ力の強化を図ってきました。優秀な人材の採用、人材教育に注力するほか、2015年に「ダイバーシティ推進室」を設置し、女性の積極的な登用や障がい者雇用などにも早くから取り組んでいます。今後も多様な従業員が安心して長く働き続けられるような企業グループであり続けることを経営の最重要課題の一つと位置づけ、持続的成長を目指してまいります。
 2018年3月期に迎える本計画の最終年度に向け、引き続き成長戦略を実行するとともに、次期中計に向けた取り組みも進めてまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも当社グループへのご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2017年6月

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