機構改編、役員人事及び人事異動に関するお知らせ
当社は、今年4 月に創立30 周年を迎え、新中期5 ヵ年経営計画『パワー・ブランド計画』をスタートさせました。この計画では、エクシブを中心とした既存ビジネスモデルの強化とアーバンリゾート事業などの新たなビジネスモデルの構築とともに、経営品質改革を推進することにより、顧客視点に立った経営を実践するため、社内マネジメントシステムの強化も重要施策として掲げております。
今般、この施策を実行に移すため大規模な組織の改編を2003 年10 月1日から実施することを本日開催の取締役会において決議いたしましたので、お知らせ致します。
2003年9月12日

1. 組織変更
(1) 従来のホテルレストラン運営本部をブランド別・事業分野別にエクシブ事業本部、シティホテルレストラン事業本部及びサンメンバーズ事業本部に3分割し、各本部のブランド戦略と管理目標を明 確にすることによって、顧客の視点に立った経営を実践していく。
(2) 本社部門においては、経理、人事、教育、顧客情報など全社共通インフラを整備し、情報を一元管理する体制を整え、現場支援機能を強化する。
(3) 業務本部、開発本部、購買本部を本社部門として管掌役員制度とする。
(4) 今後成長が見込まれるゴルフ事業及び医療事業については事業本部制とし、ゴルフ事業本部及びメディカル事業本部とする。
(5) 顧客満足度、従業員満足度の向上を目指し、モチベーションが高く活性化された職場を実現すると同時に、権限委譲を推進し、意思決定とその実行がスピーディに行えるようなフラットな組織を構築する。

【変更前】

【変更後】 2003年10月1日


2. 役員人事(2003年10月1日付)
新役職名 氏名 旧役職名
専務取締役
ゴルフ事業本部長
いわたまさひろ
岩田政浩
専務取締役
ゴルフ事業担当
常務取締役
業務部門及び
関係会社管掌役員
えばたゆきひさ
江幡幸久
常務取締役
業務本部長
兼総務部長
兼関係会社管掌
常務取締役
シティホテルレストラン事業本部長
かわさきのぶひこ
河ア信彦
常務取締役
ホテルレストラン運営本部長兼
シティホテルレストラン統轄部長
常務取締役
エクシブ事業本部長
はやしどさとみ
林戸里巳
取締役
常務取締役
料理購買部門管掌役員
うちやまとしひこ
内山敏彦
取締役
ホテルレストラン運営本部料理統轄部長
常務取締役
会員制事業本部東京支社長
しんたにあつゆき
新谷敦之
取締役
会員制事業本部東京支社長
取締役
開発部門管掌役員
いとうまさあき
伊藤正昭
取締役
開発本部長
取締役
メディカル事業本部長
まつざきまさお
松ア正雄
取締役
医療事業担当
取締役
エクシブ鳴門総支配人
ますいたつお
桝井建夫
取締役
ホテルレストラン運営本部
関西リゾートホテル統轄部長

3. 人事異動(2003年10月1日付)
新役職名 氏名 旧役職名
サンメンバーズ事業本部長 くすもとしげる
楠本繁
ホテルレストラン運営本部
関東リゾートホテル統轄部長
兼東京リゾート営業部長
サンメンバーズ事業本部
リゾーピア熱海総支配人
ほかやしきまもる
外屋敷衛
ホテルレストラン運営本部
サンメンバーズ新宿支配人
エクシブ事業本部
エクシブ鳥羽・
鳥羽アネックス総支配人
かわさきあきひろ
川崎章弘
ホテルレストラン運営本部
ベストサービス推進部長
エクシブ事業本部
エクシブ軽井沢総支配人
すずききよみ
鈴木清美
ホテルレストラン運営本部
エクシブ鳴門総支配人
秘書室長 ながさわみちまさ
長澤通正
総合企画室
秘書部長
経営企画室長 ふしみありよし
伏見有貴
総合企画室
新規事業開発部長
広報室長 しょうがせたかし
勝賀瀬崇
総合企画室長
兼広報・I R 部長
兼経営企画部長
人事総務部長 みやたしゅうぞう
宮田修造
( 新規採用)
法務部長 おおたたいき
太田泰紀
業務本部
総務部部長
渉外部長 きむらいさお
木村勲
業務本部
渉外担当部長
購買部長 いとうかずまさ
伊藤和雅
購買本部長

リゾートトラスト新中期5ヵ年経営計画「パワー・ブランド計画」について
当社が今年4 月にスタートさせた、新中期5 ヵ年経営計画『パワー・ブランド計画』は、低成長時代にあって も、競争に打ち勝ち着実に収益を上げて企業価値を増大させていくため、確固たるパワーブランド・カンパニー になることを目指しております。 この実現のために、創立30周年を迎えた今期、創業時の企業理念を再確認し、新たに「ミッション・ステー トメント」を制定いたしました。 新しいミッションのもとに、全社員が同じ価値観とゴールを共有し、『パワー・ブランド計画』を実践してま いります。

1. ミッション・ステートメント

「夢と感動、そしてやすらぎのある人生。私たちは、ライフスタイルの新しいスタンダードになります。」

2. 5ヵ年基本戦略

当社はパワー・ブランド企業となるため、リゾート産業において他社との徹底的な差別化を図ることによってリーディング・カンパニーとしてのポジションを堅持しつつ、サービス品質のさらなる向上、顧客満足と従業員満足の改善を実施し、企業価値を一層高めることを目標として以下の基本戦略を実行します。
(1). 既存エクシブの強化と新たなモデル構築

従来のエクシブの機能をさらにパワーアップしたグランドエクシブシリーズの拡充とサービスの質的向上を実現するため、サンクチュアリ・ヴィラの建設などのセグメント施策を強化していきます。また、大都市におけるリゾート需要の高まりに応えるため、アーバンリゾート事業を展開します。第一弾として、2007 年春の開業を目指し、東京・江東区に「東京ベイサイドリゾート」(仮称)を建設します。これは当社が長年培ってきたリゾート開発・運営の集大成として、サービスの質と施設の機能において世界で類を見ないリゾートホテルを東京から展開し、当社の顧客基盤を東京を中心に拡充させ、コーポレートブランドとして全国に浸透させるフラッグシップとして位置づけていくものです。
(2). メディカル事業の展開

山中湖で成功を収めたPET など最新鋭の医療検査機器を備えたリゾート型のハイメディック事業を大阪、東京の二大都市でも展開し、会員の利便性を高めるとともに、会員数の増大を図ります。また、予防的健康と美容、若返りを追及したアンチエージングサービスなど今後成長が期待されるヘルスケア市場を睨みながら新たなサービス機能の拡充を図ります。
(3). オペレーション受託事業の構築

ホテル、ゴルフ場事業において資産を保有しない運営受託事業に進出することにより、資金効率が良く収益力のあるオペレーションを実現し、ホテル事業とゴルフ事業の運営受託ネットワークを構築します。
(4). 組織機能の強化、マネジメント・システム改革

急速な組織拡大の弊害を回避し、ますます不確実になる環境変化に機動的かつ迅速に対応するため、コーポレート機能を強化するとともに顧客満足と従業員満足に軸足をおいた経営品質改革を推進します。

3.経営目標
◆財務目標(連結)
  2003 年3月期 2008 年3月期
売上高 656 億円 1,000 億円
営業利益 70 億円 140 億円
当期純利益 35 億円 80 億円
ROA 1.6 % 4.3 %

◆ 事業展開
  2003 年3月末 2008 年3月末
エクシブ(XIV) 12 施設 15 施設
サンクチュアリ・ヴィラ 1 施設 3 施設
アーバンリゾート - 1 施設
トラスティ(シティ) 1 施設 11 施設
メディカル施設 1 施設 3 施設
ゴルフ(運営受託含む) 7 ヵ所 14 ヵ所

◆その他経営指標
  2003 年3月末 2008 年3月末
会員数 9 万7 千人 12 万人
施設数(ホテル) 35 施設 51 施設
客室数 3,883 室 7,290 室

以 上


お問い合わせ先/ リゾートトラスト株式会社
  広報・IR部 勝賀瀬(ショウガセ)・山下
  Tel 052-933-6519(名古屋)