Resorttrust Rescuiting

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ホテルだから生み出される、
お客さまの喜びがある。

Profile

レストランサービス
(イタリア料理)/キャプテン2019年入社
前田 百音
学生時代、ビアホールや百貨店の洋菓子店でサービス業を経験。より高い基準のおもてなしを学びたいという思いからリゾートトラストへ入社。東京ベイコート俱楽部 ホテル&スパリゾートのイタリアンレストラン「OZIO」で勤務。

喜んで
いただける
ことが、
何よりの歓び

大学時代、ビアホールや百貨店の洋菓子店などのサービス業でアルバイトをしていました。特に4年間働いたビアホールでは、接客や料理・飲み物の出し方の基本を徹底的に学ぶと同時に、お客さま一人ひとりの好みやニーズに合わせて接客をする楽しさを知りました。お店にいらっしゃるお客さまを観察し、お話ししているうちに、料理の味付けや食べ方、ビールの泡の比率など、お一人ずつまったく違うニーズを持っていらっしゃることに気が付きます。お好みの調味料を予想してご提案したり、少し多めにテーブルナプキンをお持ちしたり。自分で考え、用意したちょっとした心遣いでお客さまのご希望に添えたとき、喜んでくださるお客さまのお顔を見ることが、私の歓びにもなりました。この仕事を、もっと高い基準で学べる環境で働きたい。その思いから、就職活動では幅広い業界のサービス職を検討し、まさにお客さま一人ひとりに合わせた特別なおもてなしができる会員制のリゾートトラストを選びました。これまでの接客の経験が活かせると思っていたものの、身だしなみから、会話をする時の声量まで、ホスピタリティの基準は段違い。
いらっしゃるお客さま、インテリアや食器の一つひとつ、提供する料理の食材やワインなど、すべてが一流の世界に、入社当初はドキドキが止まりませんでした。

目の前のお客さまのために、
できることはすべてやりたい

心がけているのは、お客さまのパートナーのような存在になること。その日いらっしゃる会員様の情報は事前にすべて目を通し、お人柄や好みに沿ったおもてなしを徹底します。また、お料理をお出ししながら言葉を交わす間にも、「もしかしたらこれもお好きかな」「ここまではやりすぎかも」など、そのお客さまのためにどんなことができるかをとことん考えます。その先にあるお客さまの喜ぶお顔を見る時が、私にとって本当に嬉しい瞬間なのです。ある時、新入社員の時から親しくしていただいているお客さまが、金婚式の記念にレストランを予約してくださいました。
「50年前の結婚式に贈った歌を、もう一度妻のために歌いたい。」そんな旦那様のご希望をお聞きし、なんとか実現して差し上げたいと、スタッフやマネージャーと相談し、ベイコートの最上階に1部屋だけある、グランドピアノ付きのお部屋『ベイコートスイート』をご用意しました。当日は本当に素敵な金婚式となり、お客さまにも大変喜んでいただくことができました。ご家族のピアノの伴奏に合わせて、思い出の曲を歌われるお客さまの姿に、私たちスタッフも一生忘れられない素晴らしい思い出をいただいたように思います。

チーム全員で、
ホテルだから叶う
おもてなしを

「OZIO」のホールスタッフは、配膳の主担当であるシェフ・ド・ランと、それを補佐するコミ・ド・ランと呼ばれる役割に分かれ、連携して業務を行います。一緒に働くスタッフの動き方や考え方を理解し、息を合わせて仕事をするために、お互いの趣味まで知っているほど、よく理解し合ったチームです。このチームの存在があったから、色々なことを乗り越え、4年目の現在を迎えられたと思っています。そして、お客さまに感動していただけるおもてなしは、私たちレストランのスタッフだけでは実現できません。客室の手配や設備の準備をしてくださる宿泊部のスタッフや、記念日のために料理を用意してくださるシェフなど、たくさんの方々の協力があって、特別なおもてなしを実現できます。
また、お帰りの際にタクシーの手配をご希望のお客さまがいらっしゃれば、ベルの方に連絡して手配をしたり、チェックイン・チェックアウトをお待ちのお客さまがいらっしゃれば、待ち時間にレストランをご利用いただいたり、日常的な小さなおもてなし一つ一つも、ホテルならではのスタッフ同士の連携がつくり出しています。レストランとして、ホテルとして一丸となり、お客さまに喜んでいただく瞬間を生み出す。それが、私がこの場所で追求したいことです

VISION
自分の家族のように お客さまをもてなし、 満足を超えた感動を届ける

東京ベイコート俱楽部「OZIO」は、ホテルにご宿泊の会員さまだけではなく、一般のお客さまもお食事に来られるレストランです。多くのお客さまにお越しいただくからこそ、料理をお出しするだけではなく、何か特別な心に残るおもてなしをしたいと思っています。先輩に教わったのは「自分の家族のようにお客さまをもてなす」こと。すべてのお客さまに、自分の家族に「こうしてあげたい」と思うおもてなしを提供することが目標です。