基本的な考え方
当社グループではリスクマネジメント基本方針に基づき、リスクの防止及び損失の最小化を図ると共に、当社事業の発展に資することを目的にリスクマネジメント活動を推進しています。
ホテルや介護施設、医療サービス施設など、主に「人対人」のサービスを中心とした事業を複数拠点で運営していることから、各現場で発生するリスクの管理が特に重要と考えております。
リスク管理体制
社内各拠点で発生するリスクの管理が重要であることから、一元管理するためのシステムを構築・運用することで、現場のリスクはヒヤリハットも含め幅広く情報を収集し、重大事故に発展させないための未然防止策や再発防止策を講じると共に、グループ会社も含め展開し、徹底を図っています。また、それらの取組状況は、社長への月次報告の他、監査等委員会、監査部、リスク管理部、各本部、内部統制部署間の定期的なテーマミーティングの開催により組織横断で共有され、実施している対策の有効性などについて議論されるとともに、重要なものについては取締役会にも報告しています。
2025年度からは監査体制の強化のため、従来から運用していた三線体制(一線:各本部(事業部門)、二線:リスク管理部、他本社系各部(全社横断)、三線:監査部(内部監査))の役割の再確認を行い、各部門が主体的にかつ連携しながら全社的にリスク管理できるように努めております。
グループ会社を含めた「各現場で発生するリスク」への対応
リスク管理を実行する組織体制
主要なリスク一覧
想定されるリスク | 想定される影響 | 対策 |
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自然災害、事故など |
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パンデミック |
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人材不足 |
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ハラスメント(セクシャルハラスメント、パワーハラスメント、カスタマーハラスメント等) |
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品質、安全性 |
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情報セキュリティ |
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医療過誤、介護トラブル |
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緊急事態時の事業継続の取り組み
当社グループは自然災害や大火災などの緊急事態に遭遇した場合において、BCP(事業継続計画)およびBCP基本方針に基づき、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧に努めています。
範囲 | 取り組み内容 |
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全社 |
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本社・支社 |
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ホテル |
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シニア施設 |
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