「ありがとうの森」~美しい自然を守る会員様との共創
「自分が植えた木がこの場所で大きくなり、森の一部となると考えるととても嬉しい」
そんな会員様の声が聞こえたのは、三重県多気郡大台町にあるリゾートトラストの「ありがとうの森」。
昨年、会員制リゾートホテル「エクシブ」の第一号であるグランドエクシブ鳥羽が長年にわたって地域で築いてきた繋がりへの感謝と自然保護への想いを込めてスタートさせた植樹活動は、今年11月8日、会員様も植樹作業に参加する形で、当初から計画していた第2回目を迎えることができました。
この第2回目の植樹活動が、会員様と私たちの「共創」として実現した背景には、会員様のほか多くの方々からの温かなご賛同がありました。
グランドエクシブ鳥羽で販売した「宮川(みやがわ)の天然水」の売上の一部や、女子プロゴルフトーナメント「リゾートトラストレディス」でのチャリティ抽選会を通じて、多くの方々の「美しい自然を守りたい」という想いが結集しました。
私たちはその想いを「ともに森を育む体験」という形にしたいと考え、植樹の希望者を募集。植樹当日は16名の会員様にご参加いただき、スタッフとともに「ヤマザクラ」「クリ」「アオダモ」など広葉樹の苗木を植えるひとときを共有しました。
かつて針葉樹が伐採された跡地である「ありがとうの森」にさまざまな広葉樹を植えることで、多様な生きものが息づく生態系が育まれます。根を深く張る広葉樹は、水を蓄え、災害の緩和や宮川の清流の維持にもつながります。川を流れる清らかな水は田畑を潤し、やがて海へと注がれ、豊かな漁場を育てていきます。
会員様、そして地域社会との連携によって創り出された「ありがとうの森」は、未来へとつながる確かな一歩を踏み出しました。この森が数年後、数十年後に豊かな生態系を育む姿を想像すると、活動の意義を改めて実感します。
これからも、会員様とともに「ありがとうの森」の成長を見守りながら、美しい自然を未来へとつないでいきます。