ESG

Sustainable Story サステナブル・ストーリー

持続可能な社会に向け、当社グループの「今」をお届けします。

地域の想いを料理にのせて─ホテルが伴走する軽井沢での食育活動

リゾートトラストグループでは、地域と共にその土地の魅力や新たな価値をつくるサステナビリティ活動を推進しています。グランドエクシブ軽井沢では、長野県軽井沢町と協働で取り組む、地元食材の魅力と料理の楽しさを伝える食育活動「シェフ給食」を実施しています。

2026年2月4日、軽井沢町内の小中学校4校にて、当ホテルの料理長、佐藤信太が考案した特別メニューによる「シェフ給食」が実施されました 。
今回のメイン食材に選んだのは、隣接する佐久市特産の「コイ」です 。コイは給食にはなかなか出ない食材ですが、「コイの養殖を手がける地元の生産者が丁寧に育てた、臭みがない美味しいコイを、子どもたちにもっと知ってほしい、身近に感じてほしい」という佐藤の強い思いから採用されました。

コイは小骨が多い魚のため、生産者や料理人の手によって、一切れずつ「骨切り」を施されました 。さらに、バレンタインデーにちなんで「恋」と「コイ」をかけ「恋するフィッシュアンドチップス」と名付け、地元の安養寺味噌を使ったサラダとともにパンに挟むハンバーガースタイルで提供 。児童たちからは「コイは白身魚の味だった。野菜とパンと合わさっておいしい」と笑顔がこぼれました 。

写真左から土屋三千夫軽井沢町長、料理長の佐藤信太、鯉の生産者吉澤均さん

 

生産者との対話から生まれた食育活動が地域をつなぐ架け橋に
この「シェフ給食」は、ホテルに野菜を納入している地元の生産者と料理長佐藤の「軽井沢の子どもたちに、地元の食材を使った特別な給食を届けたいね」という対話から生まれました。その生産者の方を通じて町教育委員会へ提案され、2024年2月に1回目の食育授業がスタートしました。

「シェフ給食」は、2025年度も継続し、2026年2月で9回目となりました。グランドエクシブ軽井沢が食育活動の協力をしているのは、当社の料理長がレシピを考案する日だけではありません。今年度(2025年度)実施された他の回の「シェフ給食」では、地元のレストランのシェフたちがレシピを考案しました。町内には地域貢献を願う個人経営のレストランが多くありますが、単独で全4校の給食を監修するのは物理的に困難です。そこで、当ホテルのスタッフが他の地元シェフのレシピを事前に教わり、各校の調理員へのデモンストレーションや当日の調理指導を行うなど、パートナーとして伴走しています。来年度も年3回の実施が予定されており、町が公募するレシピ考案シェフとともに、グランドエクシブ軽井沢がすべての回で調理監修をサポートします。ホテルが地域と学校をつなぐ架け橋となり、町全体の食育活動を持続可能な形でしっかりと支えています。

「地元の食材を使い、いつもの給食とは違う料理を体験してもらうことで、地産地消の良さや料理人という職業に興味を持ってもらいたい」と佐藤は語ります。
「おいしい!」と頬張る子どもたちの笑顔と、地域を愛する生産者や料理人たちの熱い想い。グランドエクシブ軽井沢はこれからも、その両者をつなぐ温かい架け橋として、この町ならではの「食」の魅力を未来へ届けていきます。

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