ESG

Sustainable Story サステナブル・ストーリー

持続可能な社会に向け、当社グループの「今」をお届けします。

会員様とともに歩む、地域の未来への一歩

私たちリゾートトラストグループは、全国各地に多くの施設や事業所を展開し、それぞれの地域との「つながり」を大切に育んできました。ただ施設を構え、運営するだけではなく、地域社会と共に歩み、支え合いながら、その地域が持つ魅力を高めていくことを目指しています。

2025年9月、私たちは石川県に対し、総額2億2,650万円の寄付を行いました。この寄付は、2024年に発生した能登半島地震の被災者支援を目的としたもので、「サンクチュアリコート金沢」の会員権販売に連動したものです。「会員権一口あたり10万円を寄付する」という、当社初の取り組みは、会員様とともに地域社会へ貢献する新しい形の支援として誕生しました。

この寄付は、「サンクチュアリコート金沢メンバー一同」の名義で行われました。石川県庁で行われた寄付目録の贈呈式では、馳浩知事より「励みになります」と感謝の言葉をいただき、会員様の参加が、地域の未来を支える大きな力を持つことを再認識しました。
今後も「サンクチュアリコート金沢」の会員権販売の進捗に合わせて寄付を実施し、完売した段階で総額約7.5億円の寄付を見込んでいます。
当社はこれまでに企業版ふるさと納税を活用し、石川県へ計6,000万円の寄付を行っており、これらを合わせた石川県への寄付総額は8億円を超える見込みです。

馳知事(写真右)と社長の伏見

 

また、2025年8月、山梨県の「フードバンク山梨」へ当社東京本社の災害備蓄品を寄付しました。保存食2,294食、携帯トイレ15,300回分を提供し、食品ロスの削減と地域支援の両立を図りました。山梨県には「エクシブ山中湖」「メイプルポイントゴルフクラブ」「ハイメディック山中湖コース」など、長年にわたり多くの会員様に親しまれている施設・拠点があり、2027年には「サンクチュアリコート八ヶ岳」の開業も予定しています。こうした地域との関係性が、私たちの継続的な支援活動の基盤となっています。

私たちがこうした取り組みを続ける理由は、地域社会への貢献が、単なる社会貢献活動にとどまらないと考えているからです。地域の方々とつながりを深め、共に課題に向き合い、想いを分かち合うことで、私たちの事業活動そのものがより豊かな価値を持つようになります。こうした活動を通じて築かれた関係こそが、私たちリゾートトラストグループがこれからも持続的に成長していく上で不可欠です。

一つひとつの行動は小さな波かもしれません。しかし、その波が大きな流れとなり、施設が所在する各地域の社会課題の解決へとつながっていきます。リゾートトラストグループはこれからも、会員様と地域社会とともに、未来に向けた歩みを続けてまいります。

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