食の持つ力で社会を豊かに
この度、弊社専務執行役員総料理長の内山敏彦が、国際美食団体「ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会」(本部:フランス・パリ)より、功労者表彰である「オフィシエ コマンドール」の称号を授与されました。
この栄誉は、内山が長年にわたり体現してきた「食文化を次世代に伝える」というサステナブルな活動と同一の価値観が評価されたものです。
フランスの美食文化(ガストロノミー)は、2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。これは、「献立を立て、食材を選び、料理し、食事を楽しみ、食卓を美しく整える」 一連の文化的・社会的慣習を、コミュニティ全体で継承し続ける行為そのものが、文化的価値を持つと認められたことを意味します。
ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会は、その伝統を13世紀から受け継ぐ「食の騎士団」として、「兄弟愛の精神で食文化の伝統と格式を尊重し継承していくこと」を目的としています。美食家とプロフェッショナルが垣根を超えて集い、若手育成に力を入れる活動は、まさに「食の伝統を絶やさぬよう未来へ繋ぐ」というサステナブルな使命を担っています。
長年にわたりフランス料理の最前線で活躍し、今回の功労者表彰を受けた内山の活動は、この美食文化の精神と深く共鳴しています。内山は、弊社に入社以来、数多くの優秀な料理人を育成してきました。さらに、地元・東海地区の料理人たちへ学びの場を提供し、彼らの技術の向上に尽力しました。これは、ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会が特に重視する、「後世を育成する」という責務を、企業の枠を超えて実践していることに他なりません。

また、愛知県内の小学校で「食育」をテーマに特別授業を行う活動や、チャリティ美食会の開催を通じた社会支援も、内山の活動の一部です。「食」の持つ力を子どもたちの成長や社会貢献に活かす姿勢は、食文化が社会全体の豊かさに貢献するというユネスコ文化遺産が示す価値観そのものと言えるでしょう。
「うちやま料理ものがたり」150回に込める想い
内山が60歳を迎えてから始めた会員様向け美食会「うちやま料理ものがたり」が、2026年3月、記念すべき150回を迎えます。この美食会は、内山の「料理人としての思いを、直接お客様に伝えたい」という考えから生まれました。
毎回の料理には、内山の料理の伝統と革新への敬意が込められています。「料理芸術と食文化に敬意を払い、会員相互の信頼と友好のために貢献する」というラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の宣誓は、内山が「うちやま料理ものがたり」を通じて、長年にわたり弊社会員様へ提供し続けてきた「食の価値」そのものと言えるでしょう。
リゾートトラストは、内山が目指してきた「食を通して感動を届ける」という精神を、これからもホスピタリティを通してお届けし、お客様の人生を豊かにするサステナブルな企業活動を続けてまいります。